Newsニュース

30th Anniversary Concert I wish~君がいるこの街で~

何とお伝えしたら良いのか...この想い、うまく伝えられません。
6月27日に福岡キャナルシティ劇場で、
7月12日に東京国際フォーラム ホールCで
30周年アニバーサリーコンサート
HIROKO MORIGUCHI 30th Anniversary Concert
I wish ~君がいるこの街で~ が行われました。

これまで全国いろいろな所でライブやディナーショーをお届けさせて
頂きましたが、地元福岡は約20年ぶり。
ふるさとのイベントや番組で歌わせて頂くたびに、いつか、ソロの
コンサートをまたやりたいなぁと、願っていたので、決まった時は
本当に嬉しかったです。だから、地元のみなさんと私の待ちに待った感
が、ハンパなかったです。

本番の前日、宿泊先のホテルに母と姉が顔を出してくれて
「イイ顔しと-よ」と。緊張していたので、その一言でホッ。

翌日のリハーサルから、すでにお客様が見えました。感じられました。
声も肉体もスイスイ転がる。“イイ感じ。”

いよいよ迎えた本番...
ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~で始まり、
ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~2015Ver.で
終わるこのコンサート。1曲目の間奏で、大――きな大――きな
拍手が起こり、いきなり活字にできない感動が!
あの光景、客席のみなさんの神々しいエネルギー忘れられません!
お互いが放つ、歓びのパワーに包まれてる感じ。
ず――っとず――っと変わらずに温かいエールを送ってくれて、
つながってくれているファンのみなさん、地元のスタッフの方々、
保育園、小・中・高の恩師、友人、親戚や家族、お世話になった
全ての方々に足を運んで頂き、本当に感無量でした。
“ありがとうございました。”
支えて下さっているみなさんのお陰でこの日を迎えられました。

“おかえりなさい” “待ってたよ” “おめでとう” の想いが込められた
熱い熱い拍手。ステージ上から、あの光景を逆にみんなに見せて
あげたいと思うほど、ゾクゾクする美しい景色でした。

1曲目から、すでにハンカチで涙をぬぐっている方もいらっしゃって、
思わずグッときちゃいました。

オリジナル、カバー、Jazzコーナー、シングルメドレー、新曲、幼少期の歌声の
カセットテープありと、あっと言う間の3時間ちょっと。後半のシングルメドレー
では、みんなで一緒にハジけて気持ち良かったな――。

アンコールでは、作詞をした新曲のカップリング♪いつもそばに...♪を。
人は目に見えない所でも、つながって生かされています。そんな想いを
綴ったこの曲。これまでの感謝を込めて、涙をこらえながら、必死に
歌っていました。

森口博子を応援して下さっているファンの方はもちろん、花村博美時代
を支えて下さっている方々もいらっしゃったので、感慨深かったです。

生まれ育った街で、共に歩んで来てくれたみんなと一緒に過ごせて、
最高のアニバーサリーとなりました。

そして、東京国際フォーラム ホールC。
福岡公演が終わり、「寂しい」と「まだまだ」と言う、これまた説明の
つかない感情で迎えました。当日、緊張感も増していて....
でもやっぱり福岡の時のように、1曲目の間奏の大大拍手で感動~~。
しかも、フォーラムは1階2階3階までありますので、包まれている
感じがたまりませんでした。
そう!今回のコンサートで、私は改めて、ホールで生バンドとお客様の
エナジーに包まれる感じが、たまらなく好きだと再確認。
これは、子供の頃の原体験が大きいですね!全国放送の歌番組に
毎年出演していて、そこでのびのびと歌って、お客様にたくさん拍手を
頂いた、あの包み込まれた瞬間の気持ちイイ感じ。

それから、バラード♪だからここにいるんだね♪のラスト、マイクを向けて
みんなも歌ってくれたあの歌声、温かかったです。男性、女性、そして
業界の方も参加して下さって感激。みんなの “心の声” しっかり
届いています。

どんな環境の中でも、共に一緒に歩んできてくれたファンのみなさん、
名付け親である作曲家の平尾昌晃先生、作詞家の湯川れい子先生、
そして、デビュー曲を書いて下さった作詞家の売野雅勇先生。
20代からお世話になって、今回新曲の詞も書いて下さった、シンガー
ソングライターの西脇唯さん、作曲家の伊藤心太郎さん、たくさんの
アーティスト仲間や、日頃お世話になっている方々、全ての想いが
キラキラしていて、本当に素晴らしすぎました。もうそれだけで泣けてきそう。

今回、DVDの撮影が入っています。
福岡公演で、ステージ上からのその景色をみんなに見せてあげたいと
思っていたので、私がカメラ片手にオーディエンスを撮影しました。
その模様もDVDに収録されています。
うまく撮れているといいんだけど...編集が大変!またまた3時間超え
の公演。歌ってしゃべって、踊ってハジケて....(笑)
フォーラムにいた全ての人たちが、それぞれの時を振り返り、新たな何かを
感じあい...ひとつになれました。みんなが過ごしてきた時間に、私の
歌声があった事は、生きてきた証でもあります。

20代の全国ツアー時代から、一緒に築き上げてきたバンドのメンバー
&スタッフのみんなの想いもあって、このアニバーサリーの重みを感じました。
支えてくれているみんなの口癖が
「だって30年だもん!思いっきり悔いなくやろうよ」と。
私のワガママを、いっぱい叶えてくれました。
新曲♪ I wish ~君がいるこの街で~ ♪は、どうしても
生でストリングスを入れたかったの。この曲のテーマ、
“あきらめずに踏み出す一歩” そして、
“大切な人たちが幸福に包まれる日々への願い”
温かくも広がりのあるストリングスは、まさに祈りや心のヒダヒダの音。

泣きながら聴いて下さっている方もいらっしゃって、ボーカリスト冥利
につきます。

アンコールラストのETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~
2015Ver.
91年のこの曲は、2009年からセルフカバーのリクエストが殺到
していて、やっと新曲のカップリングで実現できて良かったです。
ほほえみ合える人がいるから、人は生かされる。この愛が、平和が
どうか永遠でありますように。あの頃より、深くこの世界を受け止め
られて、成長できました。そう、みんなが育んでくれました。
24年前の曲のセルフカバーを締め括りにした30周年のコンサート、
精一杯、今の自分を出し切りました。
フォーラムで私達は燃え尽きました。

ありがとうがいくつあっても足りません。
想いがうまく伝えられません。
ずっと一緒に歩いてきてくれたファンのみなさん、
可能性を信じて支えて下さっているスタッフのみなさん、
どんな時も受け止めて、愛してくれている家族や友人、
と、30年経ってもこうやって一緒に過ごせて、今も
歌わせて頂き幸せです。魂震える歓びでいっぱいです。
本当に本当に
“ありがとうございました”
この通過点、30年の集大成は始まりの一歩です。
40年50年60年と続けるためのスタート!!

I wish この先も、笑顔のあなたと共に。

※写真は少々お待ちください。