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熊本地震から一年
熊本地震発生から一年が経ちました。
犠牲になられた方々に
鎮魂の念を捧げます。
子供の頃、ふるさとの福岡から、
何度も家族旅行で訪れている場所。
大人になった今でも家族で何度も訪れている
お隣の町。
昨年の6月、チャリティーライブで
イオンモール熊本にお邪魔させて頂きました。
熊本空港に到着しただけで
言葉にならない想いがありました。
耐震性が強いと勝手に想いこんでいた
公共の空港でさえ被害に遭い、トイレも仮設…
道中で目にした沢山の家屋には
ブルーシートがかけられ…
東日本大震災の時もそうでしたが、
実際に目の当たりにすると…
自分にできる小さな一歩がさらに
小さくなりそうになります。
でも、被災地で出会う方々に逆に
背中を押されてしまいます。
この日も
ライブ会場でステージに登場した時の熊本の
お客様の力強い拍手が忘れられません。
芯のある、そして温かい拍手。
それだけで泣きそうになりました。
音楽を待ち望んでくれていた
意思がはっきりと伝わる拍手。
涙を流しながら聴いて下さってる
お客様もいらっしゃいました。
あの日の方々が少しでも
あの日より前を向いていられますよう
心から祈っています。
そして今年1月は、
イオンモール熊本でミニライブ&握手会も
やらせて頂きました。
やらせて頂きました。
ある女性の方の姿が焼き付いています。
涙ながらに、私の手を力強く握りしめながら
「大きな揺れが来た時、死んじゃうと思いました。
もう、森口さんにも会えないって。家は全壊したけど、
生きててよかった。今日ここへ来れてよかった。
ずっと歌い続けて下さい!」と。私も涙がでました。
もう、森口さんにも会えないって。家は全壊したけど、
生きててよかった。今日ここへ来れてよかった。
ずっと歌い続けて下さい!」と。私も涙がでました。
彼女をはじめ、恐怖の中から
今にたどり着いていらっしゃる方々の、
穏やかな日々を願わずにいられません。
生死の狭間である極限状態で、
私の事を思ってくれていた事に
驚かされました。
自分と言う存在が自分だけの
ものではない。
微力な歌声だけど、生きる力になって頂ければ…
歌声や様々な活動で、沢山の人達と
繋がる事ができるからこそ、使命に責任を
持ち、風化させないという思いを
沢山の人達へ届けます。
このブログを読んで下さったみなさん、
引き続き、それぞれの復帰へのお手伝い
呼びかけ合いましょうね。